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雑学

ラスコー壁画 国立科学博物館

2018/02/13

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ラスコー展

東京上野公園内にある国立科学博物館で現在開催中の「特別展 世界遺産 ラスコー展」に行ってきました。
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行ったのは先週の金曜日の夜です。

通常は閉館は5時までですが、金曜は8時閉館なので仕事帰りによれるということでこの曜日を狙っていきました。(・∀・)

まだ開催されて間もないせいなのか、あるいは金曜の夜だからか、もしかしたらこの日の天候が雨だったのもあったのか、とにかくすこぶるすいていました。

入館は6時20分ぐらい。予定ではさくっと1時間もあれば見切れてしまうだろうなぁと思ったんですが、見事に予想が裏切られて8章あるうちの5章を見ているときに蛍の光が流れ出してあわてて6~8章をチラッとだけ見て退館しました。Σ(´Д`;)

ラスコー壁画 発見

予想外に鑑賞するのに時間がかかった理由は主に2つです。

・一部を除く館内の写真撮影が可能

・予想以上の演出

まず写真撮影ですが、これは今までの展覧会ではなかったサービスです。目の前の壁画などを写真に収めて持ち帰ることができる。なんというサービスでしょうか。うれしくなって、1章でばしばし写真や説明書きをスマホで撮影していたらあっという間に時間が経ってしまいあわてて次の章のコーナーに行ったほどです。

特に、クロマニヨン人の等身大の再現された姿にはビックリしました。

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これは現代人とおんなじ見た目じゃないか。と思ってしまいました。2万年前から人類はこのような今と変らない顔をしていたのかと思うと不思議な感覚にとらわれました。

次に演出です。

「身廊」や「井戸状の空間」など有名な壁画がライトが消えると先刻に沿ってライトアップされるといった演出があるのはホームページで予習して知っていたんですが、実際の洞窟を10分の1に縮小したミニチュアの洞窟が再現されているのにはビックリです。

その洞窟の場所ごとに輪切りにされた洞窟の中がのぞけて、リアルな洞窟の様子がひしひしと伝わってきました。
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ラスコー洞窟

これ以外にも新たな発見がたくさんありました。
例えば2万年前の壁画がなぜ損なわれずに発見する事ができたのかの説明。(会場にあった説明から転載しています)

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2万年前の洞窟は、天井があって、それが少しずつ崩れていき、幅の広い穴が残りました。クロマニヨン人はこの穴から洞窟に入ったそうです。

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その後、8000年前に、崩れ落ちた岩石が堆積して、入り口がふさがりました。このことが、ラスコー洞窟の壁画を奇跡的に保存することとなったのです。

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1940年、嵐で気が根っこごと倒れたため、洞窟の天井にひびが入り、地表に直径20センチの穴が開きました。まさにこの裂け目から、4人の少年によってラスコー洞窟が発見されたわけです。

こちらが全長200メートルといわれるラスコー洞窟の全貌です。
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洞窟の各場所を10分の1のサイズで正確に復元した模型の内側です。
とても幻想的な眺めでした。いったい当時のクロマニヨン人は何を思って入っていったんだろうと思いを2万年前に馳せました。
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この奥にある穴が、最も謎とされる井戸状の空間に通じる穴です。
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そしてこちらが穴の中です。
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写真下方に、この場所にとり人間の壁画があったことを示す目印があります。

ラスコー壁画

以下は実物大の壁画を展示したコーナーです。

■身廊の壁画(会場にあった説明から転載しています)

・泳ぐシカ
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シカの首だけしか描かれていないのは、群れで川を泳いでわたっている様子という説があるそうです。
とても高く足場が悪い壁面を、どうやって描いたのかが謎です。はしごのようなものを使った可能性があるといわれています。

・黒い牝ウシ・ウマの列・謎の記号
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中央に大きく描かれた黒い牝牛の背後を、様々なポーズをした20頭の馬が行進しています。

牛の角は先端だけが黒く塗られ、鼻先の線は舌を出しているようにも見えます。

牛の足元にある謎の四角形記号は、赤・黒・茶・紫で色づけされています。

・背中合わせのバイソン
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2頭のオスのバイソンが交差して描かれています。

体が重なる部分では、遠くにあるほうの色を薄くして立体的に見せています。

左に描かれたバイソンの背中の毛が赤いのは、春に生え変わる毛が明るい色をしているからだとされています。

・井戸の場面
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物語を感じさせる珍しい場面で、洞窟の最深部である「井戸状の空間」に描かれました。

傷つき腸がはみ出たバイソンが、鳥の頭をした男を突き刺しています。

男の下にあるのは鳥を彫刻した投槍器(槍投げの補助具)と思われます。

向かって左側にはケサイがおり、その尻尾の下に6つの点が描かれています。

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人の頭は鳥の頭の形をしており、下の棒に止まる鳥と同じ形をしています。腕は開き、男性器は勃ち、指は4本のみです。

■実際のラスコー洞窟の写真

牡牛の広間:入り口側からの眺め
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こんな高い天井にどうやって書いたのかと驚きです。

「身廊」内の眺め
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こちらも決して低い壁ではありませんね。
黒い大きな牛がひときわ目立ちます。

突き当たりのひっくり返る馬
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左上の馬は、今まさにまっさかさまに落ちてくるような迫力に満ちていました。

すいている時間でゆっくり見たいなら金曜の夜はお勧めです。
解説も詳しく紹介されているのでカップルで見ていても楽しめそうです。(・∀・)

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