街頭の鳩を見てふと思った事

2016/05/30

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街頭に鳩がいる風景やごくごく普通のことですが、今日街を歩いていて、通り過ぎる通行人に反応して飛び去る鳩の群れを見てふと、鳩には記憶というものがないんじゃないか？そう思ったんです。

なぜそう思ったのかというと、われわれ人間にしてみたら、街を通り過ぎる人間の多くは鳩に危害をかけるとは思えない。にもかかわらずああして逃げるのは、人間は基本的に危害は与えないという経験則を持ち合わせていないないからではないか？そんな想像をしたからです。

恐らく彼らの近くを何百、何千回も人間が通り過ぎたわけで、そのほとんどは通り過ぎるだけだったはず。にもかかわらずあして警戒し、逃げ去るのは、そういった過去の記憶が覚えていないからじゃないか？
あるいは、記憶があったとして、ほとんどの場合、害はなかったにもかかわらず、ほとんどではだめで、たった一回の危険さえも開始しないといけない。なぜなら、たった一回のミスでもそれが死に直結する可能性があるから。

ファーストリテイリングの柳井正社長の書いた「一勝九敗」は失敗はあくまでも成功のための過程でしかない。というのは、人間界におけるものであって、動物界にとっては一回のミスも許されない１０勝０敗でなくてはならないという感じなんでしょうか？
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