信頼とは
2020/11/14
昨日は、警備を初めて事故がありました。
事故の程度は軽く、けが人とかもありませんでした。
しかし、工事中の付近のご家庭の塀が剥がれてしまいました。
事故が起こったのは、調度工事が終わって、工事車両が次々と工事現場から出る際中。
私は、この工事の入り口に立って、最後まで一般車両が入らないように注意していました。
そして、背後で、
「ストープ」
そう叫ぶベテラン警備員さんの声が聞こえて振り返ると、
トラックが塀のすれすれまで来ていました。
バック誘導でうっかり車が塀まで来てしまったようです。
このベテラン警備員の方は、
日ごろからいろいろ教わっていた人です。
この時は、緊張と落胆と脱力した表情でした。
監督を読んで、
監督から工事の親方を呼び寄せて、
事の顛末を話すと、
「あー、やっちゃったよー
初日で、しかも、ここはきつい現場だって言ってたのによー」
そう落胆。
そして、壊した塀の自宅のベルを鳴らして、
そこの奥様にひたすらお詫び。
「あ いいですよ。
そのままでも。」
と言っていただいたが、
「いえ、こちらで修理させていただきますので」
との声に
「じゃあお願いします」
お怒りの表情ではなかったものの、
あきらかに落胆した感じでした。
つまり、信用を無くした証拠。
こすった車のドライバーは、このことを知らないのか既に現場を去った後。
親方からおそらくドライバーにも連絡が入る。
最期に親方が
「まあ、ガードマンも悪いけど、
一番悪いのはドライバーだ」
そういっていたのが何か心に残る・・・
その後の反省会で、
誘導した警備員さん
「止まれといったが、ドライバーを信頼してしまったのがいけなかった」
職長
「自分の身を守る意味でも、大きな声を出す。
たとえ間違ってもいいから、自分が危ないと思ったら声に出して。
みんな作業者を信頼しすぎ。
止まれ―コノヤローていうぐらいの気持ちで調度いい
今まで見てきて、自分より大きな声を出すやつはいなかった」
信頼するな・・・・
私はこの日のことを帰りの電車で回想して、
このことのむずかしさを感じました。
自分が好きな人を嫌いになれと言ってできる人はいない。
逆に嫌いな人を好きになれっていう方がなぜができそうな気が・・・
つまり、善意を悪意に替えるのはより困難なのでは
でも、そこで止まっていたら改善がない。
私流に今回のことを教訓として、
自分が起こさないようにするためには
・意図的な大声を出して誘導する
・ドライバー側に立って誘導することを基本にする。
・オーライよりもストープを大きな声で
・誘導車のスピードが早い場合は「ゆっくり」の言葉を忘れずに
こういった行動に落とし込もう。
職長よりも大きな声だと周囲から言われる警備をしてやる!!
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