秋葉原　足場組立

2013/02/07 2018/02/13

Sponsored　Links

先日秋葉原の現場で撮影した風景です。

この日は、すでに前日に足場が完成し、その足場にトビさんたちが厚手のシートをかけていきました。

足場から始まって、全てが一つ一つ手作業です。

非常に地味―な作業ですが、職人技が際立つ作業です。

私はと言えば、調度この撮影した場所。

足場の真下に立ち、万一シートが落ちても通行人にけがの内容に声かけ誘導を行いました。

通常、現場では、午前中１０時ぐらいに３０分ほどの休憩、
その後お昼休憩が１時間、そして、午後３時ころにまた３０分くらいの休憩を取る。

これが一般的な休憩の取り方です。

で、この現場では、午前中の休憩時に、親方から缶コーヒーの差し入れをいただきました。

たかがコーヒーということなかれ。

こういったおもてなしはなかなかありません。

嬉しさひとしおですね。

トビさんたちと警備員との間にあった目に見えない壁のようなものが一瞬にして氷解します。

所詮警備。主役はトビさんたちで、我々は、そのサポートでしかない。

手に職があるわけでもない。

そんなやっかみを持つ警備員が少なくないため、いつの間にかそういった風潮に私も染まらずにはいられないのです。

なのでこういったおもてなしを受けると、ちょっとばかり信頼されているというか、「仲間」みたいな一体感を感じます。

この現場の親方はわかりませんが、親方の中には、昔、自身も警備をした経験があって、その辺の微妙な警備員のやるせなさを知っている方もいます。

なんでもそうですが、
実際にやってみないと分からない、そういったことはあります。

論より証拠です。