家電 消費電力 計算
自宅で家電を一度に使うとブレーカーが落ちたりします。
我が家では主に冬。
時間帯で言うとお風呂上りの夜19~21時台とか。
(私がティファールでお湯を沸かしてコーヒー飲もうとしたら、実はバックヤードで息子がドライヤー使ってたり)
暖房使ってる時は、一時的に停止して、目的の家電を使い終わったら付けるとかで回避します。
が、
こういった煩わしさって意外とボディーブロー的にストレスになったりするかもなぁ~。
ブレーカーが落ちないように嫁がいつも注意してるんですが、頼りっきりというのも世帯主的にはちょっと残念な気もするし。
というわけで、自分なりに最低限ブレーカーが落ちないようにするにはどの程度ならいいのかは把握しておきたい。
そんな気がしてきたのでせっかくの休日にちょっと確認してみました。
結果、やってみて良かったです。
調べた主な家電の大体の消費電力と契約してる基本電気料金の元となるアンペア数もわかったので、メモって冷蔵庫の側面に貼り付けたので、今後一から確認する必要もなくなりすっきりしました。
ということで備忘録としてまとめておきます。
(各ご家庭では、契約内容や使用家電の種類、使用状況など環境の違いもありますがご参考になれば幸いです)
自宅のブレーカーのアンペア数
我が家は30A(アンペア)でした。
ブレーカーがかなり埃で汚れていました。w
(綺麗にしてから写真を撮った方が良いのはわかっていますが面倒だったのでこのままです。)
家電のアンペア数の計算方法
家電はW(ワット)数で表示されてる場合が多いかと思いますが、簡単な公式出だせます。
A(アンペア)=W(ワット)÷V(ボルト)
家電の表示(たいてい側面や裏面にある。家電によっては底部)によって、
Aがあればそれを使用
WがあればVで割る。(大体100Vと表示があります)
で出せます。
今回、冷蔵庫だけは裏面にある(たぶん)けど、動かせないので取扱説明書があり、それにて確認しました。
家電は小さなものからほぼ常につけっぱなし(冷蔵庫など)なものまで全て数えたらきりがないので、思いつく家電(思いつかない=使用頻度が少ないかたぶんほとんど使わない)で大丈夫でしょう。
では各家電の数値を見ていきます。
ドライヤー
1200/100V=12A
意外とある!
電子レンジ
1250W/100V=12.5A
とりあえず最大値としました。
炊飯器
1400W/100V=14A
電気ポット
1250W/100V=12.5A
エアコン
暖房:5.9A
冷房:4.9A
電気代は冬より夏場の方が高いので冷房の方が暖房よりアンペア数が高いのかと思いきや逆でちょっと驚きです。
冷蔵庫
90W+156W=246W
246W/100V=2.46A
意外と少ない
これらをすべて足すと
冬場
59.36A
夏場
49.36A
契約基本アンペアの30Aを大幅に上回りほぼ2倍です!
ただし、一度ですべて使わないのと、表示数値はMAXの数値なのでほとんど超えないのでしょうね。
あと基本数値の30Aというのにもたぶん多少バッファーがあるのでしょう。
ここまでで、かなり具体的に分かってきたのですが、
ここからさらに深堀しないと、いざという時にサクッと対応できないなぁと思いました。
雨雲からくもり、そして薄っすら西の空に青空も垣間見えてきたけれどすっきりとしない天気、みたいなレベル。
そこで、ほぼ常に使用している家電(カットできないかコントロールできない家電)をピックアップしました。
我が家の場合は
・冷蔵庫(常時)
・炊飯器(基本保温にしています)
あと気を付けるのがエアコンを使っている最中
よって、これらを使う家電のアンペア数を計算して見ると
冬場:22.36A
夏場:21.36A
のこり30Aを超えないようにするには余裕は7Aほどですね。
ブレーカーが落ちないための対策
エアコンを使う場合
ドライヤーも電子レンジも電気ポットも10A越えなのでエアコンを止めた方が安全だとわかりました。
エアコンを使わない場合
13Aほど余裕が出るのでスポットで使う家電単体なら大丈夫なレベル
逆に複数台稼働ならアウトな感じ。
契約アンペア数を上げるという対策
30Aを40Aに変えるとその分電気代が上がります。でもかなり余裕が出るのは確かなので、そういった選択肢もありですね(たぶん現状だとやらないですが)
その際に押さえておきたいのがアンペア数ごとの基本電気料金ですね。
私が契約している東京電力の公式サイトによると
10A 1契約 286円00銭
15A 〃 429円00銭
20A 〃 572円00銭
30A 〃 858円00銭
40A 〃 1,144円00銭
50A 〃 1,430円00銭
60A 〃 1,716円00銭
でした。
30A⇒40Aの場合、年間だと
(1144-858)×12=3432円
でした。
この3432円を高いとみるか安いとみるか
悩みどころですね。
まとめ
なんてことはない。
いつも嫁が言っているように「ドライヤーと電気ポットを同時に使うとダメ」ってのは、まさに的を得てるなぁという感じでした。
でも、一度自分でも確認してみるとパートナーに頼り切ってる感もなくなるし、調べた情報を家庭内でシェアすれば、自分の株も上がりますし(たぶん)、決して損はありません。
また、冷蔵庫など予想と比べて消費電力が少ないものもあれば、電気ケトルのように予想した通り高いものもあったりで、予想と照らし合わせてみるのも面白かったです。
あと、場合によっては契約内容を見直す(アンペア数をワンランクアップなど)というのもありですね(電気代とそれによるストレスの減少度合いどちらをとるか)
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