「神の手」は元々の出来が違うのか

2016/04/16

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天野篤さん

天皇陛下の心臓バイパスの手術をされた「天皇の執刀医」「神の手」として業界で有名な天野篤さんが、先日テレビ出演されてました。

こういったお医者さんって若いころから手先が寄与で頭がよかったんだろうなぁ～～
そんな感じで見ておりましたが、なんと、プロフィールを拝見してびっくり。

大学受験当時、偏差値が５０（本人的には５０以下）
で、３浪の末に日大医学部に入学。

東大とか慶応とか兄弟とかの医学部を現役で・・・という感じだと思っていただけに驚きました。

が、お話をされてる表情、特に目線の鋭さに現役をひしひしと感じます。
つまり、「上がり」の高みにいるんじゃなくて、現在進行形で活躍されてる。

実際、この収録の２日後には心臓手術を控えてたそうです。
７２００以上の手術で成功率が９８％
が、天野さん曰く、成功したかどうかの基準はプロならば、「患者さんが手術をしたことすら忘れるように回復されること」なんだそうです。

お医者さん、というと、こちらは分からないことだらけだから、ただただお任せする以外にない、だから、先生が言う事ならこちらは信じてお願いしよう。
そう思いがちですが、
「施術を受けるかどうかは最後まで納得するまで考え、医師に質問して決めてほしい。忙しいから質問で余計な時間を取るとかを気にする必要はありません。患者さんは手術の開始１秒前まで止める権利があります。こういったことをきちんと患者さんにお話しできる病院、医師にお願いしてください。」

一流と言われる医師が、こういう話をされるのを見てホッとしたというか、やはりプロフェッショナルは顧客を一番に考えるのだなぁと感心するとともに、自分もそうありたいと思いました。

この時期は新入社員が慣れない環境で何かと悩みを抱える時期です。
そういった新入社員にひと言という問いに対しては、

「人の３倍努力して出過ぎた杭になれ」

といわれてました。

杭になって太い幹になり、人を支え人から支えられるそういう人間になってください、とのこと。

いや～～～モチベーション上がりました。

にならって思っちゃうのもわかります。

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