健康診断結果で肺野結節影の再検査が出たら

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前回からの続き（前回⇒要精密検査で病院選びに手こずる）

途中道に迷いそうになりながらも無事病院にたどり着きました。

この病院は名前は知っていましたが、足を踏み入れるのは初めてです。

昔、唐沢敏明さん主演の「白い巨塔」というテレビドラマがありましたが、あれの舞台を連想させるような巨大で白を基調とした美しい病院という印象です。
（後で嫁さんに聞いたら、最近の病院ドラマの舞台でも使用されたということでした）

待合所も長いスペースで、ＭＯＶＩＸの映画館みたいです。なるほど、確かにここならドラマ撮影の場所にうってつけだなぁと思いました。

受付で簡単な手続きをすると内科で受付をしてくださいとのこと。
ビックリしたのが紹介状なしですが、別途料金は不要とのこと。

これは助かりました。

もらった資料には必要である旨の説明がありますが、健康診断の再検査では不要とのこと。
病院によってまちまちなんですね。
初診料が不要ということでちょっと嬉しくなりました。現金ですね。

ないかの受付で手続きを済まして待っていると20分ほどで呼ばれ先生の下に。

これからの予定を言われました。

「今日は込み合ってますが、そこを何とか受けれるようにしましたので、この後ＣＴをとってもらい結果については２時位になってしまいます。だから、そうですねぇ。１時間３０分～２時間ぐらいかかりますね。」

とのこと。

今日結果まで受けれるとは思っていなかったのでむしろありがたい。

早速今度は、放射線科のある２階のほうへ移動。受付でファイルを受け取り奥にある待合場所で待機。

そこで待つこと１時間３０ほど。途中、何人もの患者の方が出入りしましたが、

あ～あれは予約した方なんだろうなぁ。と気にせずに本を読んだり目の前のモニターで流されるテレビドラマを見たりしていました。

が、２時間ほど立ってちょっとおかしいなと思い再度受付に行き、

「このまま待っていて良いですか？」

とファイルを渡して確認すると

「これ？ピンクの箱に入れましたか？」

と聞かれてぎょっとしました。

そういえば、受付の際に「ピンクの箱って言ってたよなぁ・・・・」

どうやら受付の時にしっかり聞いていなかったためにきちんと受付が通ってなかったようです。

が、その後程なくしてレントゲン照射を行い、その後無事ＣＴを受けることができました。

ＣＴと似たようなものに、ＭＲＩがあります。折角なんで違いをネットで検索。

ＭＲＩは体の水分に作用して強力な電波を使って断層を撮影する方法。時間が約１時間かかるのがデメリット。一方ＣＴはレントゲン照射の後コンピュータで画像を作るというもので若干だが被爆があります。被爆は嫌だし、直接目視したくなかったので終始目はつぶっていました。（効果のほどは？ですがｗ）

画像ができるのに時間がかかるかなぁと思ったら、意外とそうでもなく１５分程度で結果を受けることができました。

「特に問題はないですねぇ。」

よかった。

「この部分は、炎症の跡か、ニップルサインかなぁ？」

「ニップルサイン？」

「ええ」

乳首、か？ちょっとドキッとしました。

「あ～でも位置が違うかなぁ。血管の関係かもしれませんねぇ」

ようははっきりとはわからないということらしい。

レントゲンでは異常はどうかはわからないが、ＣＴ上だと問題ない、というのはわかったということでした。

異常かもしれないというのが何が原因かというのがわからないというのが不思議ですが、私としては異常なしがわかればそれでオッケー。正直、最初に精密検査って言われた時の不安といったら想像を超えていましたが、検査で「わからない」は再検査ということで、実際に重い病気が発見されるケースは思った以上に少なそうです。

が、

[判定基準]

Ａ：異常なし
Ｂ：軽度異常
Ｃ：要再検・要経過観察
Ｄ：要治療
Ｅ：要精密検査

という表示だと、やばい度も

Ａ＜Ｂ＜Ｃ＜Ｄ＜Ｅ

って思っちゃいませんか？

なんか事前の説明とか欲しかったです。でもそうしたら、受けない人がでちゃうからあえて言わないのかなぁ・・・
まあ、私はもう味わったから良いんですが。

この結果はこれで２度目。

ただ、今回よかったからといって今後も大丈夫かどうかは全くわかりません。
でもこのままだと毎回再検査になりそうです。

まぁそれでも良いか。この病院なんか好きだしｗ
ということでリスクヘッジの意味で毎年のイベントだと思ってあきらめて毎年受けるつもりです（もちろん精密検査依頼があった場合のみ）

そういえば造影剤も使いませんでした。

一日がかりでしたが、一日で終わってよかったです。

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