シンクロの鬼といわれた井村雅代さんが中国に行って一番最初に買ってくれと言ったもの
2022/08/04
シンクロって同調するとかタイミングが合うというのがもともとの意味ですが、どうしてもシンクロナイズドスイミングを思い浮かべます。
そのシンクロを日本で有名にするのに多大な影響を与えた方が井村雅代さんだと思います。
日本のシンクロで数々のメダルを量産し、中国に引き抜かれた際は、短期間で見事にメダルをもたらしたことでもその指導力の類まれなすばらしさを証明させましたから。
戦闘モード真っ只中という感じの選手の演技をじっと見る井村さんの表情、好きです。
指導に携わらない私でも日常生活に活かせるいろいろなメッセージを受け取りましたが、エピソードも満載でした。
例えば、中国に行って最初に買ってくれと言ったもの
なんと体重計と料理計りだったそうです。
私は知りませんでしたが、当時中国では、シンクロと言ったらダイエット種目だったんです。
ということで、ほとんどの選手が井村さんの基準だと体重が少なすぎた。そこで彼女たちの身長から目標体重を設定し、どんどん食べさせたんだそうです。
ダイエットに苦しんでる方がこれを聞いたらなんていいんだろう?って思っちゃいました?
でもお腹がすかないぐらいダイエットしてきた人だと胃が小さくなってるから、いきなり食べろというとずいぶん苦しいんですね。
なのでただ食べろ食べろといってもなかなか難しいわけです。
合宿所の食堂はバイキングスタイル。
それまでボウルとお皿だけだったのを肉のお皿、野菜のお皿、ご飯を入れるボウル、見たいに食器を増やしたりといろいろ工夫されたんですね。
あと食べる順番も。
女子だけあってまずケーキや果物から食べ始めるのを改めさせて、まずたんぱく質、炭水化物をたくさん食べて、それからデザートを食べなさいと指導する。
驚いたのが、食べる前にちゃんと料理を料理計りに載せて、あなたは肉を250グラム、あなたは300グラム食べなさいといい続けたんだそうです。
しかも骨付きの250グラムじゃなくて肉だけ250グラムといった具合に徹底させた。
指導というと話し方とか目線とかそういったソフトな部分にどうしても秘密があるんじゃないかと期待しがちですが、この本を読んで思ったのは、結果にコミットされてる方は具体的で徹底した指導をされているんだなぁと言うことです。
上司や社長の愚痴で、よく聞くのが「細かすぎる、なんだってこんなことまでとやかく言われなきゃいけないんだ」
私も以前そういった感情を持ってしまったものです。
が、目標に向かっていこうとしたら、必然的に美にいり際にいりきちんと実行しないと結果が出ないし、結果に対する改善のポイントも見えてこないんだなぁ。今ではそう感じます。
ということで、私は本を読んでいて重要だと思ったページには折れ目を入れることにしていますが、折れ目がすごく多い本でこれは読んでよかったですね。
いつも読んでいただき感謝ですヽ(´ー`)ノ初めての方も感謝~~~
応援ぽちヨロシクです~(笑)ヾ(>▽<)
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