いのちの車窓から

2017/05/06 2022/07/27

Sponsored　Links

星野源さんの最新本

いのちの車窓から

買う気なかったんですが、以前読んだ星野さんの文庫本。あれがすごく読みやすいというか、気をてらった感じがなくて、素の自分をそのまま文字に表した感じの文体が好きだったのでちょっとぱらぱらと眺めていたら、冒頭に視力の話。

星野さん、すごい近視で視力が０．０３
さらに年々下がっていて、今のレンズを作ってからさらに視力が悪くなっているが、それ以上のレンズの強度を上げると酔って気持ち悪くなるので、レンズは矯正していない。
未だに遠くがぼやける軽めのレンズだそうです。

実は私も昨年頃から視力が衰えている感じがしてちょっとストレスになっていました。
が、星野さんが目の悪さをものともせずに、淡々と語られているのを見て、すごく親近感を持ちました。
それが本を買った理由です。

エッセイなので日常の取りとめもないことを淡々と書かれていますが、気負ったところがなく読んでいて心地よさを感じます。

あとがきで「文章のプロとは、ありのままを書くことができる人」といっていますが、自分が感じたことを読者にどう伝えるかとか、読んだ読者がどう感じるかというのではなく、自分が感じたり考えたことをそのまま文字にあらわす。これは盲点でした。

特別なことを価値を持たせて伝える。そんな背伸びした文章を書こうとするとどうしても読む人に違和感やストレスを与えてしまいますね。

まだまだ他にもニュースの感想や生き方についてのブログ情報ありますよぉ
↓↓↓ヾ(＞▽＜)
↓