リヒテンシュタイン展
乃木坂の国立新美術館で開催中のリヒテンシュタイン展に行きました。
今日は後でラジオで聞いたら、この冬一番の寒さみたいで、
外にいると顔面が痛い。
乃木坂の改札を出たら、
地下通路内でチケットを販売していたのは有り難かった。
平日だが、美術館は、施設各所に人がたくさんいて、
驚きました。
年々、美術館利用人口が増えている感じ。
そのほとんどが、50歳以上と思われる女性。
もちろん複数で訪れるグループ。
だから、鑑賞だけではなく、
その前後で、カフェで談笑したり、
食事をしたりと本当に活気があります。
館内も絵画によっては人が群がっていて適度に込み合っていました。
この展覧会は、事前の予備知識なしで行きました。
ルーベンスのまとまった絵画があるのと、
リヒテンシュタインの個人蔵絵画ということで、
興味がありました。
意外だったのが、
アントニオベルッチの天井画
イタリアで見たシスティーナ礼拝堂を思い出しました。
絵画の良さを理解するには、その時代時代のも取れられる厳格なルールを学ばないといけない。
確かそんなことを村上隆さんが本で語っていました。
確かに、ルールを知らないと、
絵が綺麗だとか、俺でもかけそうだとか
そういった表層的で個人的な感想で終わってしまう。
今日の展覧会でも、
女性の片胸がはだけた描写が多いが、
これは、子供におっぱいを飲ませるためだと思う。
だから、母親で幼子がいることを示唆するサインでしょう。
こういったルールを知らないと、
単なるエロチックな絵画だと誤解されてしまうかもしれない。
ルネサンスのコーナーにあった。
クエンティン・マセイスの「徴税吏たち」という絵画。
1501年の作で、二人の徴税吏のかぶっている帽子のド派手さと、
右側の徴税吏のひん曲がった口、
如何にもずるがしそうな目元
これらが異様だが、ブラックな魅力があって最も印象的な作品の一つだった。
来年にはターナー展があるみたいなので、行きたい。
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