素直さ
2023/05/23
苫米地秀人の最新書籍を拾い読みしようと、
神保町の三省堂書店に行きました。
ここは、各階に書籍検索システムがあるので便利・・・
ただ、検索結果にでたコーナーをさがしても該当の書籍が見つからない場合が多々ある。
ように思う・・・
今回も、所定の場所を見たら、関係なさそうなコーナーだったので、
またか
そう思いました。
そこで、レジで定員にどこにあるか聞いてみたところ・・・
なんと、私がないと思ってスルーしたコーナーにちゃんとありました。
スルーの原因。
お目当ての本がハードカバーの新書だと思っていたから。
見たら雑誌でした。
この一連の経緯をさらに細かく振り返ってみたいと思います。
検索結果のコーナーに苫米地先生の本がないと思ったのは、
結果として私の思い込みだったわけですが、
なぜないと思ったのか、
これは直接的には新書だという思い込みなのですが、
間接的には、過去にお目当てのコーナーになかった経験がベースとしてあったはずです。
なぜならば、
検索結果が絶対的に正しいと考えるならば、
たとえ新書だという思い込みがあたっとしても、
ないと思った後で、新書という思い込みが違っていたのではと気付けてもよかったからです。
つまり、検索結果よりも自分の思い込みを優先させてしまったわけです。
ここで、さらに発展させて、
素直さということについて考えてみました。
この場合、検索結果よりも自分の思い込みを優先させた私は素直でなかったのかということです。
過去に実際に店員に確認して、検索結果の場所に書籍がなかったことがあった以上、
今回のように、また違っていたか、という判断自体は私は素直でないとは言えないと思います。
もし、それを素直でないとするならば、
その意味で素直な人には、自分の判断というものがなく、周囲の客観情報を無条件に信用するというおかしな人になってしまいます。
リアル店舗でレジ精算の間違いを経験した方は多いでしょう。
現実世界の情報がすべて正しくて、自分の判断は二の次という考えは、
素直であるとはいいがたいのではないでしょうか。
でも、世の中では、
素直さの定義が曖昧であるにもかかわらず、
あるいは、人によって定義が異なるにもかかわらず、
あたかも素直さが明確なようにその意味を深く考えずに使われる場合が多々あるように感じます。
例えば職場などで、上司から、
お前は素直じゃないな。
もっと俺の言うことを聞け。
そういわれた経験はないでしょうか。
この場合、私が考える素直さとは、
まず、その道の先輩から何かがいいといわれたら、
未熟者の自分がおかしいと思っても、
まず実際に言われたとおりにやってみる。
その結果やっぱりおかしいと思ったら、自分の判断でやってみる。
これが素直さだと考えます。
つまり、何もしないで反論するのではなく、
まず言われたとおりに実行してみること。
です。
逆に、既に自分で経験したことと、言われたことが違っていたら、
それについて反論をすることは決して素直さに欠けるとは言えないのではないか。
私の周囲などを見ていると、
上位者のいうことを、いかなる場合にも言い訳せずに黙々とやるのが、
少なくとも上位者にとっての素直さになっているように思います。
何となくスルーしてやり過ごしてしまう言葉
たまには立ち止まってそのあいまいさを深堀することも大事かもしれません。
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